2010年05月27日

ゴルゴンゾーラ Gorgonzola

今日はゴルゴンゾーラにしましょう。
 二つ前のロックフォールと並び世界3大チーズのひとつであるゴルゴン。
イタリアンレストランのメニューでは一番多く目にする青カビチーズの名前かもしれませんね。
     Gorgon2.JPG
  ゴルゴンゾーラのピザとか、ゴルゴンゾーラのペンネとか。

では今日は、週末は思い切ってゴルゴンゾーラソースのパスタなんて作ってしまおう!
    と思って買いに行ったとしたときのために、
ゴルゴンには大きく分けて2種類あるので気をつけましょう。
                                 というお話をしましょう。 
                イタリアのロンバルディア州。
フランスとの境のすぐ下(ブーツの付け根ね)にあるこの州に、
その名もまさにゴルゴンゾーラ村という村があります。
                        ここが ゴルゴンの生まれた村です。
       GorgonMap.JPG
(今はミラノをはさんで写真の地図のむかって左端にあるノヴァーラというところで主に作られています)

 さてその大人気のゴルゴンには性格の全く違う兄と弟とがいるのです。
 ピリッとして香りも強めの兄さんは「ピカンテ」さん(上の写真)Picante
        マイルドで優しいクリーミーなタイプが弟の「ドルチェ」くん↓です。Dolice
                         Gorgonzora Dolice.JPG               
見た目も全く違いますよね。
 どちらも塩気は十分なのでパスタソースにもお勧め♪ですが、
何事も最初の一歩で二歩目があるかどうかが決まるので要注意です。
 お子様好み、ブルー初心者の方はドルチェの方がいいかもしれません。
                大人の味が欲しいのよねというかたはピカンテをぜひ。

とはいえどちらにしても、
料理に使った後に残ってしまうんですよね。
  デザート代わりにそのままパクパクというわけに行かないのがブルーチーズを買った時の悩み。

そこで今日のミニレシピは、ブルーチーズをそのまま頂くには。でいきましょう。
 @キーアイテムはジャムです
   Confiture.JPG
 写真は洋ナシのジャムですが、マーマレードなんかでもいいかも。
   ドルチェでもピカンテでも、香りと程よい塩分がジャムの甘みとベストマッチ♪
 翌日の朝食にこんな風にしてどうぞ。
                   Gorgon1.JPG

 Aもう少し時間のあるときお勧めなのが、
    ゴルゴンを作っている村で配っているレシピにあったこちら。
              Gorgon3.JPG
  にんじん、ズッキーニのスライスと一緒に
     食バンにはさんでそのままオーブンでトーストするのも最高です。

    ホームパーティーの一品にぜひ。             えつ

  
   
posted by etsu at 00:00| 日記